日本ハム山崎福也投手(33)が5回2/3を4安打無失点で降板した。得意の打撃は「7番投手」でスタメン出場し、3打席立ったが、2回2死での第1打席は三直、4回2死二、三塁の場面では中飛、6回2死では三邪飛に倒れた。
本職のピッチングでは初先発でしっかり試合をつくったが、無安打に終わり、交流戦6年連続安打のパ・リーグ投手新記録樹立とはならなかった。
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心から野球が好き。日本ハム山崎からはそんな思いがあふれ出ていた。「昨日から本当にワクワクしていました。毎年この時期を楽しみにしているので」。交流戦期間中にだけ許される投打二刀流。その舞台が高校(日大三)、大学(明大)と慣れ親しんだ神宮ならば、なおさら気持ちは乗った。
昨季終盤から救援に回り、先発は昨年8月27日西武戦以来。6回途中で降板も「いっぱいっぱい。(新庄監督の)ナイス判断でした」と笑った。むしろ悔いを残したのが打撃だ。打席が多く回るように7番を任されたが、3打席無安打。交流戦6年連続安打のパ投手新記録はならなかった。
「ちょっとプレッシャーに負けてしまったかな。弱さが出た」。昨年までは、元同僚オリックス宮城のバットを使っていたが、今年はカブス鈴木タイプに変えた。「黒系の色にこだわったらモデルがそれしかないと。かっこよさで選んだら重かった」と苦笑いだ。
二刀流の舞台を用意した新庄監督は「打席でのあの笑顔。楽しもうとしている姿勢がそのままマウンドにつながっているね。見ているこっちまでうれしくなります」。ならば、16日の敵地広島戦で山崎に再びチャンスは訪れるのか。山崎も「もう1試合あります」と意欲を見せていたが、新庄監督は「抹消します。でも(山崎を)中継ぎで使うことはないです」。先発としての調整を優先させるようだ。【沢田啓太郎】



