巨人が勢いそのままに奪首した。引き分けを挟んで今季最長タイの6連勝。0・5ゲーム差だった阪神がこの日、ソフトバンクに敗れたため、今季初の単独首位浮上した。橋上秀樹監督代行(60)は「まだ順位どうのこうということより、交流戦が4試合残ってますので、しっかりやり切るということ」と目の前の試合に目を向けた。
先発の戸郷翔征投手(26)が自身2年ぶり、チームでは今季初のなる完封勝利を達成。キャリアハイを4年ぶりに更新する14奪三振など、貫禄の投球で楽天打線を寄せ付けなかった。橋上監督代行は「本人の中でも復活の手ごたえは十分感じているのではないでしょうか」とエースらしさがにじむ投球を評した。
前日9日の同戦で今季最多4本塁打を放った好調な打線の勢いも継続。7得点の快勝を収め、引き分けを挟んで今季最長タイの6連勝。6月は8戦負けなしで、辞任した阿部前監督に代わって指揮を執り始めた交流戦初戦から9勝3敗2分けとし、23年以来3年ぶりの交流戦勝ち越しを決めた。「投手もしっかり投げてくれていますし、打者の数字も状態も上がっている。スコアラー含めた対策が少しずつ形になってきていると思います」と指揮官。“橋上体制”がハマりつつある。
▼14年7月21~23日田辺(西武)-大久保(楽天)以来の監督代行対決は、橋上監督代行(巨人)に軍配。巨人は2分けを挟んで6連勝となり、3球団が1勝0敗で並んだ3月27日以来の首位。単独首位は25年5月4日以来になる。監督代行で首位浮上は23年6月18日水本監督代行(オリックス)以来で、6連勝以上は16年8月28日~9月4日森監督代行(中日=6連勝)以来、10年ぶり。巨人の監督代行が6連勝は初めて。



