楽天は自力優勝の可能性が消滅した。塩川達也監督代行(43)の新体制で臨んだ一戦も初勝利とはならず、5連敗。借金が今季最多16となった。
先発の古謝樹投手(24)が上半身の違和感により1回20球、1失点で緊急降板。ルーキー藤原聡大投手(22)が緊急登板し2回3安打1失点4奪三振。自己最速の157キロを投じる気迫の投球も「ゼロで抑えるのが仕事、抑えられず悔しい」と反省した。塩川監督代行が「できる限りの事をするという選択」とその後、6投手を継投するも、3番手の柴田が1失点、6番手の鈴木翔が3失点(自責1)、7番手の宋が1失点とリードを広げられた。
打線は巨人先発の戸郷を攻略できずに、散発5安打で完封負けを喫した。
巻き返しを図った初陣で痛い黒星を喫し、59試合目で自力優勝の可能性が消滅。新指揮官は「そこはもうしっかり受け止めます。ただ後ろ見てもしょうがないんで、明確に前に向かえる対策をしっかりと、コーチのみんなで練って練って、それをシンプルに選手に伝えていく。そこで結果が出ないので、しっかり自分たちの役割をやらなくてはいけないと思います」と前を見据えた。
▼楽天●、ソフトバンク○の結果、開幕から59試合目で楽天の自力Vが消滅した。楽天は残り試合に全勝で105勝37敗1分け、勝率7割3分9厘。ソフトバンクは楽天戦13試合に敗れても、他カードで全勝すれば106勝37敗、勝率7割4分1厘で楽天を上回る。現在首位の西武に対しては自力で上回れるものの、ソフトバンクを超えられないため自力Vが消滅した。楽天が開幕59試合以下で自力V消滅は18年(5月6日の31試合目)以来。これで5連敗以上は今季5度目となり、開幕59試合以下で5度の5連敗はプロ野球史上初めて。



