ヤクルト新外国人レアンドロ・セデーニョ内野手(27=パドレス傘下2A)の獲得の舞台裏には、青木宣親GM(44)のゴーサインがあった。25日、2軍本拠地戸田の室内練習場で練習に初参加。今季は米2A26試合で打率3割1分5厘4本塁打14打点だ。メジャーでも通算774安打と活躍した、青木GMは入念に調査し「しっかりと振れていたし、中堅方向にすごく角度のついた打球がよく飛んでいた。まだまだ日本でできると思った」と力を込めた。

日本に慣れていることも評価点だ。23、24年はオリックス、昨季は西武でプレー。計229試合で打率2割4分6厘、31本塁打、97打点だった。青木GMは「日本の文化にも慣れているのはすごく大きい」と期待。本人も「違うチームからセ・リーグを見てすごく興味深かった。チームがいい状態なので自分の力も加えて勝利に貢献したい」と燃えた。好きな日本語は「ホントウニメッチャウレシイ。ガンバリマス」と明かした。

人柄の良さも調査済みだ。青木GMは「すごくいいパーソナリティー。一生懸命やると聞いている」と評価。この日も力強くバットを振って汗を流した。母国ベネズエラではマグニチュード7以上の地震が立て続けに発生。「家族が無事で良かったけど、ベネズエラのいまの状況がかなり良くない。これから少しずつ良くなればいい」と願った。

指揮官はパワーを肌で実感している。昨季は戸田でのヤクルトとの2軍戦で6試合で打率3割8厘2本塁打。2軍監督として間近で見ていた、池山隆寛監督(60)は「よく打たれた。長打が打てる選手なのでパワーを発揮してほしい」と期待した。チームは2試合連続雨天中止で、例年は代替日が9月や10月に入ることが多い。池山監督は「この2試合が後々大事なヤマ場になってくるはず。そこまでにいい位置でいられるように」と燃えた。26日に神宮で1軍練習に初参加予定。セ界の頂点を目指す中、新助っ人の活躍に期待だ。【塚本光】