阪神24年ドラフト2位右腕の今朝丸裕喜投手(20)が1軍初登板で3回無失点の鮮烈デビューを決めた。2日に初登板した23年1位右腕下村に続く好投。チームは2連敗を喫したが、Aクラスがすべて敗れて首位巨人と0・5差の2位は変わらず。競り合う優勝争いで、相次ぐ兵庫出身の新星の台頭は頼もしい限りだ。
先発大竹が3回にまさかの5失点。厳しい展開になったが、4回からリリーフした今朝丸が広島の勢いを止めた。名前がコールされると大歓声。「大勢の皆さんに応援されてるんだなっていう実感がありました」。最初の2回は完ぺきだった。5回は坂倉に150キロを連発。94球のカーブをはさんで球速差50キロ以上をつけて崩し、フォークで空振り三振。3イニング目は連打で招いたピンチで、セーフティースクイズを自ら処理して走者を仕留めた。最後、名原にはこの日最速151キロを計測。三ゴロに打ち取ると大歓声を浴びた。20歳らしい勢いと冷静なマウンドさばきが光った。
「自分のスタイルを出せました。(ピンチでも)どんどん攻めていこうと思って、結果、抑えられたのでよかったかなと思います」
神戸市出身で、甲子園と同じ西宮市にある報徳学園時代は、甲子園で2度、準優勝した「地元」のスター。前日2日は西宮市出身の下村が5回2失点の1軍デビュー。2日続けて球団期待の投手が希望の光を放った。藤川監督も「素晴らしかった。ピンチをしのいだのも、すごく大きかった。20歳ですか。立派なもんですね」と目を細めていた。【柏原誠】
◆阪神選手の出身地
沖縄 1人 岡留
熊本 4人 岩貞、大竹、百崎、島田
大分 1人 小幡
福岡 3人 木下、梅野、浜田
長崎 1人(育成1)山崎
山口 1人 立石
広島 2人(育成1)畠、西純
岡山 1人 岡城
島根 1人 糸原
高知 2人 栄枝、嶋村
滋賀 2人 藤田、植田
兵庫 8人 下村、今朝丸、才木、村上、坂本、佐藤輝、近本、早瀬
大阪 3人(育成1)椎葉、元山、戸井
奈良 3人 伊原、津田、小野寺
石川 2人(育成1)谷端、川崎
富山 1人(育成1)松原
三重 3人 西勇、湯浅、前川
愛知 3人(育成1)石黒、中川、伊藤稜
岐阜 1人 富田
長野 1人 高寺
静岡 3人 岩崎、高橋、佐野
神奈川 4人(育成1)町田、森下、豊田、小川
東京 1人 井坪
埼玉 2人 桐敷、福島
群馬 2人 長坂、神宮
千葉 2人 伊藤将、及川
茨城 1人 大山
山形 1人 中野
秋田 2人 石井、工藤
宮城 2人 熊谷、山田、
青森 1人 木浪
北海道 5人 門別、茨木、早川、伏見、能登
米国 3人 ラグズデール、ルーカス、ディベイニー
ドミニカ共和国 5人(育成2)ドリス、セベリーノ、モレッタ、マルティネス、コンスエグラ
パナマ 1人(育成1)アルナエス



