通算250盗塁を達成したソフトバンク周東佑京外野手(30)のすごさを本多雄一内野守備走塁コーチ(41)は「スライディングが右足でも左足でも両方でいけるところ」と話す。歩幅が合わなくても、とっさに出しやすい方から滑ることができる。「予測力、観察力、あとは野生の勘みたいなものがすごい。洞察力、俊敏性。もちろん成功も失敗も積み重ねてきた経験値からです」と話す。

本多コーチ自身も足を武器に通算342盗塁を記録した。18年にまだ育成だった周東とともにプレー。その後はコーチとして、技術や考え方、相手投手のクセの見抜き方など多くのものを教えてきた。

今季は大卒2年目の庄子雄大内野手(23)が新たなスピードスターとして台頭してきているが、周東は自身の経験や技術を惜しみなく教えている。本多コーチは「ほんとお兄ちゃん的な感じで、ずっとアドバイスしてくれるんで、僕も心強いですし、周東の優しさというか、チームを強くしようという気持ちが伝わってくるんですよね」と感謝する。本多コーチから周東へ、周東から庄子へと、その技術は確実に継承されている。【石橋隆雄】

【動画】周東佑京250盗塁達成 3回2死、二塁へスライディングセーフ