西武の背番号114、上間永遠投手(25)が16日、ブルペンで40球近い投球練習を行った。2軍の先発ローテーション通りならば、18日のファーム・リーグ交流戦のオイシックス戦(カーミニークフィールド)で先発する見込みだ。
19年ドラフト7位の右腕は21年にプロ初勝利を挙げ、その後手術などで異例の育成再契約5年目を過ごしている。今春は右肩痛のために出遅れたが、3軍登板を経て2軍戦に復帰。7月3日の中日戦(ナゴヤ)では5回無安打無失点投球を見せた。「初対決の打者も多くて、タイミングがずれて打ち取れたのもあるので。自分のピッチングだけでああなったわけではないです」と謙虚に受け止めた。
とはいえ5年も続けて球団と育成契約を結んでいるのは、それだけ球団の“復活”への期待が高い証しでもある。直球は実戦で140キロ台後半をマークし、ブルペンで捕手から称賛される変化球もある。「スピードの平均も上がってきているので、球自体は大丈夫かなという感じです」という段階まで戻ってきた。
支配下選手の残り枠は「2」で、登録期限は7月末。今季中の支配下登録をかなえるのであれば、この先は極めて大事なマウンドになる。「とにかく自分ができるパフォーマンスをして、それに結果がついてくれば」。内野ゴロ量産の投球が、何よりの個性だ。【金子真仁】



