1勝1敗で迎える3戦目。首位阪神は前夜サヨナラ勝ちの勢いがある。
21日、阪神高寺望夢内野手(23)が初のサヨナラ打を放った。途中出場での3打席目だったが、それまでの2打席が「めちゃくちゃ悔しかった」。そう強調した理由がある。
7回の最初の打席は二ゴロ。相手投手は元阪神の浜地真澄(28)だった。阪神時代に4年間一緒にプレーした間柄だ。
さらに延長10回の先頭、マウンドには前の回から続投した岩田将貴投手(28)がいた。「神ドラフト」と名高い20年ドラフトの同期だ。高寺は7位で、岩田は育成指名だった。高卒と大卒だから年齢は高寺が4歳下だ。
岩田は2年目に支配下昇格したものの1軍デビューできないまま4年で戦力外通告を受けた。DeNAと支配下契約し、25年にようやく1軍デビュー。活躍を続けている。これが阪神とは初対戦だった。
極端なインステップで左サイドから繰り出すクセ球に左打者の高寺は苦戦した。何とかバットに当ててファウル3球。最後は遠く逃げていく必殺スライダーで空振り三振。完敗だった。
その後、延長11回に最上のエンディングが待っていたが、高寺にとってはぬぐうことのできない悔しい2打席だった。
22日のDeNA先発は、これも元虎の藤浪晋太郎投手(32)。出番はあるはず。負けるわけにいかない。



