オリックスが今季初のサヨナラ負けで3カード連続で負け越した。5月下旬までは首位を守っていたが、この日で2カ月連続負け越しも決定と失速。首位ソフトバンクとは今季最大の12ゲーム差に広がった。

同点に追いついた直後の9回裏、椋木蓮投手(26)が捕まった。先頭安打から自らの失策などで1死満塁に。代打柳田にサヨナラ打を許した。柳田の一打は中堅への飛球。途中出場の渡部遼人外野手(26)がフェンスに激突しながら捕球したかに見えた。三走・牧原大のタッチアップにも絡むプレーで岸田護監督(45)が執念のリクエストも、判定通りで不発に終わった。

3点を追う9回、紅林弘太郎内野手(24)がソフトバンク守護神・杉山から12号3ラン。起死回生の同点3ランだったが、サヨナラ負けで空砲になった。指揮官は「野手陣もしっかり追いついてくれたんですけどね。ピッチャー陣がやられることが結構多く続いているのが痛いところで。なんとか踏ん張ってやっていってもらいたい」とため息をついた。

先発ローテの谷間を任された高卒2年目の山口廉王投手(20)は、正木に逆転弾を被弾したが、5回途中3失点と粘投。指揮官はプロ入り2度目の先発をした右腕を評価。「全然、経験もない中で、いいピッチングはしてくれた。肝はあるというところはすごく見えましたし、楽しみにしたい。あの姿を見せてくれたのは、投手陣への刺激になる」。20歳の姿が起爆剤になることを期待した。

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