オリックスが今季6度目のサヨナラ勝利で勝率5割に復帰した。
太田椋内野手(25)が一振りで暗いムードを反転させた。同点の9回1死一、二塁。カウント1-1からのロッテ先発河村の3球目カットボールを前進守備の中堅左へはじき返した。6月19日の西武戦以来、今季2度目のサヨナラ打に、グラウンドで水浸しになった。
「気持ちが高ぶったというか。自分で決めてやろうと思って」。前打者の西川が申告敬遠され、勝負を選択された。この日、初回は内野ゴロで先制点を挙げたが、河村の前に3打席無安打。入れ込んで初球をファウルにしたことで、落ち着けた。
前日までのソフトバンク戦では、敵地で10年ぶりの22失点の大敗に、今季初のサヨナラ負けでの連敗を経ての移動ゲーム。5回からリリーフ5人がつないだ無失点リレーにバットで恩返しをしたことに表情を緩めた。「負けると勝つのじゃ、全然疲労感が違う。勝つことが一番、気持ちが前向いていける」。本拠地でのロッテ戦連勝も7に伸ばした。
今季2度目のウオーターシャワーでは、背中に2リットルのスポーツドリンクを突っ込まれた。「水にして欲しい(笑い)」。ベタつくアンダーシャツも快感に変わった。
▽オリックス片山(13球4失点KOの先発登板から中1日でリリーフ。1回無失点で今季初勝利)「監督やキャリアのある人たちが、ああいう大敗したのに、次を迎えやすいような雰囲気作りをすごいしてくれて、試合にいい入り方ができました」



