巨人小浜佑斗内野手(24)が値千金のプロ1号を放った。
途中出場から2-2の同点の10回表1死二塁で迎えた第1打席。阪神岩崎の142キロ直球を振り抜いて左中間に放り込んだ。ドラフト5位ルーキーは14試合目、35打席目での初アーチ。首位攻防戦で、勝ち越しV弾。本塁生還時に小さくガッツポーズし、喜びをあらわにした。
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暑いのは慣れていた。小浜が習慣づけているのはサウナだ。チームメートと日々の疲れを汗とともに流す。寝る前に10分ほど入り、水風呂、シャワーで締めるのが鉄板パターンだ。寮にいるときは毎日入るという。「最後(熱を)冷まして寝るので、寝付きがめちゃめちゃ良くなるんです」。体に熱をため込まず、深い睡眠へつく。自らの体調を思ってのルーティンだった。
巨人に入団するまでの24年間、沖縄で過ごしてきた。島人(しまんちゅ)では珍しい美白が印象的。その理由はこまめに塗る日焼け止めだ。「日焼けをすると、熱がこもっちゃう」。プロに入って初めての東京生活。環境が変わる中でも7~8時間の睡眠を確保すべく、あらゆる角度で努力している。
この日はナイターで30度を超える灼熱(しゃくねつ)の中、力を発揮。酷暑に「大変です!」と笑うが、グラウンド内外で汗をかいてきたからこそだ。
中部商時代は縁がなかった甲子園。「みんな頑張ってるな~って(笑い)。甲子園行くぞみたいな感じじゃなかった」と、聖地への熱はさほどなかった。7年が経過し、甲子園での小浜の一振りは大きな“熱”を帯びていた。【北村健龍】
◆小浜佑斗(こはま・ゆうと)2001年(平13)10月5日、沖縄・宜野湾市生まれ。小学1年から野球を始め、中学時代は宜野湾ポニーズ所属。中部商では甲子園出場なし。卒業後は沖縄電力に入社。25年ドラフト5位で巨人入り。26年4月21日中日戦でプロ初出場。180センチ、86キロ。右投げ右打ち。オリックス宮城は幼なじみ。



