DeNAが8月負けなしの4連勝を決めた。7月以降は16勝9敗1分けと勝率はリーグトップ。どのチームよりもアツい夏を過ごしている。
強力打線が前半戦11勝1敗、防御率1・70と無双の阪神高橋に牙をむいた。2点先制された直後の2回無死一塁。筒香嘉智内野手(34)が初球148キロ直球を左翼ポール際に放り込んだ。「打った瞬間、いくかなと思いました」。一振りでハマスタの空気を変えた。
ルーキーの1発が勢いを加速させた。なおも1死一塁から、ドラフト3位の宮下朝陽内野手(22)が決勝の5号2ラン。ここまで高橋には5打数無安打だったが「差し込まれないように」とバットをいつもより指2、3本分短く持ち、1ストライクからの2球目、内角ツーシームを捉えた。本塁打は全て左投手から。「左(投手)で打席に立つことが多いので、なんとか結果残したいと頑張っています」。この日も無双左腕から逆方向へ、放り込んだ。
高橋を4回6失点でKO。「それぞれがいけると思ったボールは強くコンタクトしていった結果」と筒香。各自の積極的な好球必打が実った。相川亮二監督(50)は「しっかり狙い球を絞って、しっかり仕留めた結果」とたたえた。先発野手全員安打で14安打11得点の快勝。首位阪神、2位巨人を相手に2カード連続で勝ち越した。3位ヤクルトとはゲーム差なし。指揮官は「とにかく1点上回る。どんな勝ち方でも、勝つしかない」ときっぱり。反撃の夏はまだこれからだ。【山本佳央】



