広島が接戦を制し、連敗を2で止めた。5番で出場した秋山翔吾外野手(38)が2安打2打点。決勝犠飛も決めて勝利に貢献した。8月のビジターは7試合目で初勝利となった。
ベテランが本領を発揮した。2-2の8回、1死一、三塁から左犠飛を放った。1-1の6回1死一、三塁でも右前適時打。「坂本選手の本塁打を見た。僕もいいところで打てて良かったです」。同じ88年世代、巨人坂本が4回に5号ソロを放ち、刺激を受けた。
「あれだけの歓声の中でいつもやっている人間。少なくなっている(同学年の)メンバーの中、目の前でああいうのを見ると、僕も頑張りたいなと思う。まあ、仲良くしてもらっています(笑い)」
東京に入り、打線は苦しんでいた。巨人に2戦連続0封負け。これ以上、スコアボードにゼロを並べるわけにはいかない。4回1死満塁から、佐々木の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を先制。8試合ぶりの先制劇だった。22イニングぶりの得点。ビジターに限れば45イニングぶりの得点だった。
ポイントゲッター秋山を中心に、全員でつなぎ、つむぎ、1点のリードを守り切った。新井監督は「アキ(秋山)がいいところで、いい仕事をしてくれた。状態もいい。出たところで、しっかり貢献してくれていると思います」とたたえた。【林英樹】
広島ファビアン(2安打&好守。8回、一塁からタッチアップで二塁を狙い、リプレー検証の末セーフ)「ヒットを2本打てて良かった。勝利に貢献できたことがうれしい。(8回の走塁は)行きすぎた部分があった。セーフになったけど、普通に考えたら、あまり良くないプレーだった」
広島遠藤(1回無失点で4勝目。8月は9戦連続無失点で月間3勝)「常に0で抑えることだけをテーマに上がっている。それがしっかり出せている。球宴に出て気持ちもいい意味で切り替えられた。それが大きい」
広島森(5回4安打1失点)「リズムが良くなかった。その中で最少失点に抑えられたので、そこは良かったかなと思います。何とか粘ろうという気持ちは持っていました」



