巨人が阪神に黒星を喫し、1・5ゲーム差で迎えた首位阪神との天王山は3連敗で4・5ゲーム差まで広がった。1リーグ制時代の1937年以来89年ぶり、2リーグ制後は初となる球団ワーストタイの阪神戦同一シーズン7連敗となった。
打線が苦手な才木にまたしても苦しんだ。2回には1死から丸がこの3連戦で初の長打となる右翼線二塁打を放つも、後続が倒れて無得点。以降もホームベースが遠く、才木に6回無失点に封じられた。対才木は11連敗となり、巨人が同一投手に11連敗するのは62~63年に記録した中日権藤博と並んでワーストとなった。
7回以降も強力リリーフ陣抑えられた。沈黙する打線は3連戦でわずか16安打で3得点。7連敗中は合計7得点と1試合平均1得点という打線の湿り具合で阪神投手陣を攻略できなかった。
先発の小笠原慎之介投手(28)は2回まで完全投球も3回に崩れた。先頭の高寺に初安打を浴びると、続く元山に四球を与え、才木にはセーフティーバントを決められた。小笠原もバント処理にもたつき、感情をあらわにする場面も見られた。
無死満塁から近本のセンター前への当たりで先制点を献上。一塁走者の投手・才木が二塁でアウトとなり、記録はセンターゴロとなった。さらに中野への打席途中で大城が右手首付近を痛めた模様で、治療に下がったまま交代。捕手が甲斐に代わるアクシデントから再開直後、中野に2点適時打を浴びて3失点となった。
5回の打席で代打石塚が送られて降板。4回4安打3失点と粘りきれず、加入後6試合連続で続いていたクオリティースタート(6回以上自責3以内)はストップした。
以降は森田、堀田、中川田中瑛と勝ちパターン級の投手を次々に送り出すも打線が援護できずにそのまま完封負けを喫した。これで残り24試合で4・5ゲーム差、阪神との直接対決は2試合という状況に。前日に点灯したマジックは21となった。



