1軍登録を抹消されている日本ハム伊藤大海投手(29)が3日、先発復帰予定の5日楽天戦(楽天モバイル最強パーク)に向け、エスコンフィールドで投球練習を行った。8月25日西武戦で9敗目を喫し、9戦未勝利(6敗)と白星に見放され、6年目で初めて再調整での抹消を経験。中10日での登板へ「思い切ってやりたい。間隔を空けてよかったと言われないように」と気を引き締めた。
心身ともに一からの出直しを図った。「6年間で一番練習しました。抹消1日目はネットスローから始めました。もう1回、気持ち的に違うもの作りたい、ぐらいの気持ちで過ごしていました。全部を変えた感じ」。グラブの位置、始動の方法、力の伝え方、足幅など、投球動作を徹底的に見直した。久しぶりに試合用のユニホームを着て動きを確認し「ぎこちなくなるかと思いましたけど、思ったより良かった」と、手応えを口にした。
勝てなくなった6月26日西武戦からの9試合で、首位ソフトバンク、2位西武との対戦が8度。計6敗のうちソフトバンク戦3、西武戦2。前回登板で1年目から6年連続の規定投球回をクリアした一方で、エースとして難敵相手に結果を出せず、登録を抹消された。「それなりのお給料いただいているので、休むというのは僕の考えとしてはあんまりなかった。申し訳なさはの方が強かった」。その思いに加え「性格的にこういうことがあった方が燃える」。まずは、前回対戦で6失点KOされた楽天打線を封じ、力強くリスタートを切る。【永野高輔】



