オリのノムさんです! オリックスからドラフト5位で指名された佛教大の野村亮輔投手(22)が28日、京都市の同大学で山口和男アマチュアスカウトグループ長、早川大輔スカウトから指名あいさつを受けた。

友人からは、名捕手で名監督でもあった野村克也氏と同じ愛称「ノムさん」と慕われる。ファンから呼ばれることは「うれしいです」とアピールした。

「(球団から)『即戦力になってほしい』と伝えられて、熱い気持ちになった。熱いプレーをお見せします!」。滋賀・長浜出身の最速152キロ右腕。綾羽高を経て大学で台頭し、3年秋のリーグ戦で6戦35回0封と活躍し、4年春秋のリーグ戦でも先発・中継ぎとフル回転した。中でも最終学年の中継ぎ登板では、計4戦無失点と能力を発揮した。

ウエートトレーニングで鍛えた分厚い体が特徴的だが、「中学時代は台風の日も外で走っていた」と豪語する走りの鬼。湖北ボーイズ時代は1学年下に現ソフトバンク前田悠伍投手(21)がおり、「控え投手」と自認していた。それでも野球未経験の父が情報収集し、体作りに励み、桑田真澄氏や工藤公康氏の走り込みを実践した。「おかげで、試合中に疲れは感じません」。

担当の早川スカウトは大きな期待を寄せた。強みは「先発で終盤でもスピードが落ちない」。ボールと体は強く、「できあがっているピッチャーで、性格はプロ向き。関西に縁がある選手なので、応援してもらえる選手になってほしい」。チームを救う「ノムさん」の1軍定着は、早く訪れるかもしれない。【中島麗】