侍ジャパン栗林良吏投手(26)が腰の張りのためチームを離脱することが12日、分かった。
栗山監督は「腰の張りの中でこっちが止めている状況。日々確認して、しっかりやっていきます」と話していたが、状態が整わず、無念のリタイアとなった。
栗林はここまで4試合で登板なしに終わった。この日の試合前練習でグラウンドには姿を見せず、ブルペンで確認するように投球。試合後、全力投球できるか問われ「やってみてどうかなってところですね。投げろって言われたら投げられるかもしれないですし。それが全力なのかどうかも自分では分からない。バッターの反応とかも分からない」と慎重に話したが、離脱は避けられなかった。
東京五輪でも守護神を務めた右腕に代わって、10日の巨人戦でもWBC使用球で登板していたオリックスの山崎颯一郎投手(24)が合流することが決定的となった。