日本バンタム級タイトルマッチ10回戦で、挑戦者の同級5位・栗原慶太(33=KODLAB)が新王者となった。2度目防衛戦だった同級王者・梅津奨利(28=三谷大和スポーツ)に挑戦し、6回0分47秒、TKO勝利を収めた。元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志会長(46)が開設したKODLAB移籍初戦で王座獲得に成功した。
序盤からの打ち合いを制し、レフェリーストップによるTKO撃破で初めて日本王座を獲得。過去4度、東洋太平洋同級王座戴冠しているが、移籍初戦で内山会長からチャンスをもらっていた栗原は「まずは恩返ししないといけないという責任感があった。すごくほっとしています」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
世界王座11度防衛後、17年に現役を引退した内山会長は18年にアマチュアジムとしてKODLABジムを設立。昨年7月にプロ加盟した。内山会長にとっては今年5月、大嶋剣心の日本スーパーバンタム級王座挑戦に続くジム2度目のタイトル挑戦だった。同会長は「うれしいですよ。自分が初めて世界王座を取った時よりうれしかったかもしれない」と満面の笑みで陣営と一緒に喜びを分かち合っていた。

