プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者岩田翔吉(30=帝拳)が10日、東京・新宿区の所属ジムで初防衛戦(20日、東京・両国国技館)に向けて練習を公開した。
同級1位エリック・バディージョ(30=メキシコ)との指名試合に備え、シャドーボクシング、田中繊大トレーナー(54)とのミット打ちに加え、メキシコから招いた練習パートナー、グスタポ・ペレス(28)との2回のスパーリングまで消化した。
6月19日のカード発表会見で岩田は「相手選手(の試合)をみたことあれば岩田翔吉がヤバイと思うかもしれない。下馬評の不利はここまでは初めてぐらい」と危機感を口にしていた。
その発言の真意を問われた岩田は「そういう(不利の)声を聞いた気がするということと、技巧派が苦手なんじゃないかという声をしっかりと覆すべくトレーニングを積み重ねてきた」と自信の表情を浮かべた。
最強挑戦者を下した先のプランも口にした。岩田は「自分の中で2人、戦いたい相手がいるので、今回の試合にしっかりと勝ち切ってから発言したい。別の階級のチャンピオンだったりする。勝ってから発言したいと思っている」と明かした。
昨年3月、現WBA、WBO世界同級王者レネ・サンティアゴ(34=プエルトリコ)に判定負けを喫している。IBF世界同級王者タノンサック・シムシー(26=タイ)はグリーンツダジムともプロモート契約を結んでおり、統一戦が実現しやすい王者となる。
また1階級下となるWBA、WBO世界ミニマム級統一王者オスカー・コラーゾ(29=プエリトリコ)が先月、米メディアの取材でライトフライ級への転向を示唆。「ぜひ岩田翔吉とエリック・バティージョの勝者と戦いたい」と語ったと報道された。コラーゾは米老舗専門誌ザ・リング選定のパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ボクサー)ランキングで10位に入っている。コラーゾの“挑発”を受けての発言ともみられている。

