プロボクシングWBC世界ライトフライ級1位エリック・バディージョ(30=メキシコ)が12日、成田着の航空便で来日した。

20日、東京・両国国技館で同級王者岩田翔吉(30=帝拳)に挑戦するため、試合8日前に陣営5人で日本の地に降り立った。

バディージョは「移動で眠ることもできた。とてもワクワクしている」と高揚感を口にした。

コンビを組む弟イバン・チーフトレーナーらと約6カ月間の試合調整を続けてきた。母国の拠点ヒキピルコで1カ月半、さらに高地へと足を運んでトレーニングを積んだという。バディージョは「(岩田は)グレートな選手で、ハードパンチャーだと思う。リスペクトはしているが、彼の怖さは感じていない。20日はどちらが最強なのかをみてほしい」と意気込んだ。

フィジカル担当トレーナーや栄養士らとも一緒に来日。試合には父母や妻ら親族も応援にかけつけるという。18勝(8KO)無敗で、指名挑戦者となるサウスポーは「グレートな戦いになると思う。リングの上で私はすべてを出す準備を整えているし、スペクタクルな試合をしたい」と集中力を研ぎ澄ませた。

1階級下となるWBA、WBO世界ミニマム級統一王者オスカー・コラーゾ(29=プエリトリコ)が先月、米メディアの取材でライトフライ級への転向を示唆し「ぜひ岩田翔吉とエリック・バティージョの勝者と戦いたい」と語ったと報道された。コラーゾは米老舗専門誌ザ・リング選定のパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ボクサー)ランキングで10位に入るビッグネーム。その発言を報道で知ったというバディージョは「それはコラーゾが言っていることで、それでそれでいい。今回の試合結果がそれを決めるだろう。あとはプロモーターが決めてくれる」と気にしていない様子だった。