WBA世界ミニマム級2位の石井武志(26=大橋)が世界初挑戦で世界奪取に成功した。
同級3位ウィルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)との同級王座決定戦に臨み、井上尚弥の1分10秒を超える国内男子の世界戦最速となる1回1分5秒でKO勝ち。プロ13戦目で王座獲得に成功した。所属ジム会長の大橋秀行氏(61)、指導を受ける元世界3階級制覇王者・八重樫東トレーナー(43)が巻いてきた所属ジムゆかりのWBAミニマム級のベルトを「3代目」として手にした。
所属ジムの大橋秀行会長(61)は「このベルトは1992年に私が巻いて、2011年に八重樫(東)が巻いた。34年の歴史をひしひしと感じます」と感慨を込めた。
さらにこの日は、6月に76歳で死去した元WBC世界ライト級王者のガッツ石松さんのお別れ会があったことを踏まえ「今日、ガッツ石松さんのお別れ会があって、ガッツさんが降りてきたな、と。尚弥の記録を石井が抜くとは思わなかった。ガッツさんが降りてきたとしか思えない1日だった」と思いを口にした。

