セミファイナル(第12試合)で「SuperFight!バンタム級(-55キロ)3分3回延長1回」が行われ、大﨑一貴(29=OISHI GYM/初代RISE世界スーパーフライ級王者)が延長判定3-0(10-9×3)で、那須川龍心(20=TEAM TEPPEN/第4代RISEスーパーフライ級王者)に競り勝った。龍心の連勝(MMA含む)は15でストップした。

立ち上がりから大﨑が前へ前へと出てプレッシャーをかけて攻め続け、龍心はうまくステップを使って動きながら、キレのあるショートパンチを当てていった。

3回終了時点の判定は1人が30-29で龍心、1人が29-28で大﨑を支持。1人が29-29のドローだった。

延長では大﨑の左フックで龍心があわやダウンという感じでバランスを崩し、大﨑が放ったボディーへのひざも効果的で、大﨑が判定をものにした。

ただ大﨑は試合後、「勝ててホッとしている部分もありますし、内容的にはもっと圧勝するつもりだったので、そこは龍心選手がすごい強かったなという印象です」「後半3ラウンド目と延長の感じを1ラウンドから出すイメージでいたんで、そこは龍心選手がすごい対策してきてるっていうのと、動かれて、詰めきれず、そこから手が出せずっていう感じだったんで、そこはすごい龍心選手がうまかったです」と龍心の強さも素直に認めていた。

RISE伊藤隆代表も3回までは龍心に分があったと自らの意見を述べ、「僕は大﨑一貴と龍心のスーパーフライ級(-53キロ)での世界タイトルマッチで次はいいと思います。完全決着つけるべきだと思います」と希望した。

この日の試合は秋に行われる55キロ世界トーナメントへの出場権をかけた一戦だったが、大﨑と龍心は本来は53キロの世界王者と国内王者。弟でRISE世界バンタム級(-55キロ)王者の大﨑孔稀が55キロトーナメントに出場するため、大﨑は同トーナメントへの出場には消極的で、次はダイレクトリマッチでの53キロの世界戦が大﨑と龍心の間で組まれる可能性が高まった。