打撃格闘技のKNOCK OUTは22日、「KNOCK OUT.69」(23日、東京・後楽園ホール)に向けた前日計量&記者会見を都内で開催。第8試合のKNOCK OUT-RED女子ライトフライ級(-49キロ)3分3回で対戦するぱんちゃん璃奈(32=フリー)とウォン・フーカ(32=香港)はともに48.9キロで計量をクリアし、決戦への意気込みを語った。
ヒジありルール転向3戦目、そして日本では今年初の試合を迎えるぱんちゃんは、開口一番「前戦まではキックボクサーとして戦っていたので、初めてムエタイファイターとして技を出せるように頑張ります」と宣言した。
昨年末の敗戦や前戦RWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)での敗戦を振り返り、「首相撲もできていなかったし、冷静さも足りていなかった。打撃だけで勝とうとしても無理なんだなと思った」と課題を冷静に分析。今回の試合で見せたいテーマについて問われると「首相撲であったり、やっぱりヒジありのルールに来たのでヒジも出したいなと思ってるし、崩しとか、あとはやっぱムエタイなので蹴りをもうちょっと出していって、いつものパンチ主体じゃなくて、やっぱり『ムエタイファイターだな』と思ってもらえる試合にしたいですね」と力を込めた。
「打撃で差をつけるのは当たり前なんですけど、首相撲とかムエタイルールでも差を出して、最後3ラウンドかけて倒し切りたい」というぱんちゃんには、毎回注目を集めるコスチュームやプライベートに関する質問も飛んだ。セミやカマキリなど独特のモチーフが続いたコスチュームについては、今回のテーマは「黒豹(クロヒョウ)」だと明かした。
「今回は黒豹で、これ(頭につけているのは)耳です。AIのチャッピー(ChatGPT)に私の性格とかをバーッて並べて『誰に似てますか?』ってなったら黒豹だったので。強さと、あとは獰猛(どうもう)さとか、力強さとか、性格的な部分のきつさとかも、そういうのも含めて黒豹が合ってると思ったので、今回は『ガオー精神』で相手に行こうと思ってます」
また、精神面のコンディションについて問われると「キックって気合とかでなんとかできたけど、ムエタイって冷静さもいるのでプライベートも大事なんだろうなって思ってます」と切り出し、先日実施した「彼氏募集オーディション」を経て交際している恋人との計量前夜のエピソードを赤裸々に披露した。
「彼氏オーディションでお付き合いした彼が今日も一緒に来てくれてるんですけど、なんか『サポート力足りなくないか?』っていうので(先日)ちょっと怒りました(笑い)。なので昨日、反省して、一緒に水抜きもしてくれて、お風呂の中で『怖い話して』って言ったら怖い話してくれたし、彼、歌がうまいので『歌、歌って』って言ったら歌を歌ってくれて、頑張れましたよ。なので今回は合格あげようと思ってます」と笑顔を見せた。
自身の感情に波があっても、そばにいるパートナーが穏やかなことで「精神的には安定している」というぱんちゃん。「初めて生で彼が試合を見ると思うので、いいとこ見せてあげたいなと思います」と公私ともに充実したメンタルで、後楽園ホールのリングへ上がる。

