WBC女子世界アトム級王者小関桃(33=青木)が、日本初の女子王座統一を果たした。WBAライトミニマム級王者宮尾綾香(32=大橋)と対戦。初回に左でダウンを喫したが、左ストレートをよく当てて逆転。1~3ポイント差の3-0で判定勝ち。16度防衛の女子世界最多タイに並んだ。

 小関は勝者のコールに両腕を突き上げて涙した。「王者は1人でいい」と自ら対戦相手を直訴した統一戦。「いい相手と必死に戦えてよかった。まだ夢の中にいるよう」。初回にプロ初のダウンを喫し、鼻血も出した。「肩の筋肉とかすごく、もらったらヤバイ」とガムシャラに前へ出続けた。左ストレートを何度も何度もクリーンヒットさせたが、反撃も浴びた。女子最軽量とは思えぬ激しい打ち合いを制した。有吉会長は「いつもは悲壮感。今回は練習から楽しそうだった」と振り返る。いつも伏し目がちな王者は2本のベルトを手に笑みが絶えなかった。