「K-1 WGP 2015」(21日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の、65キロスーパーファイトで野杁(のいり)正明と対戦する左右田泰臣が7日、東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフで公開練習を行った。
シャドーボクシングで身体を動かした左右田は大宮司進トレーナーと2分1Rのミット打ちを公開。得意のパンチだけではなく左右のミドルキックを多用し、動きの良さを見せた。
7・4代々木大会でのゲーオ・フェアテックス戦ではダウンを奪われて完敗を喫したが、「あんな負け方をしたのは初めてだったので、ゲーオに負けて自分の欠点で向き合うことが出来た」という。
その欠点克服のために左右田は「選手以外・試合以外のこともリングには出ると思うので、選手としてではなく人間として一から自分を見つめ直した」。
「ゲーオに負けてから、すべてバランス良くではないが、ちゃんと”キックボクシング”をやるようになった。対戦相手の対策というより、欠点をなくして自分のレベルアップに重点を置いてきた」という。
私生活は「若手の頃の生活サイクルに戻した」。「初心に帰るじゃないけどそういう日々を過ごして充実している」と一回り大きくなっているようだ。
対戦カード発表会見では、これまで接点がなかった野杁との対戦を「K-1という場所が生んだ”奇跡の遭遇”」と表現していた左右田。
野杁戦が決まって周囲の反響が大きいと同時に、左右田自身も「自分の中で新鮮というか。いつも試合前は不安が大きいが、今回は期待やワクワク感があって楽しみ」と対戦に燃えたぎっている。
左右田にそう思わせる理由は「野杁選手とはファイターとして目指しているものが一緒で、同じ方向を向いてると思う」から。左右田は野杁となら”ホンモノ”の試合が見せられると続けた。
左右田と野杁、どちらも高い勝率を誇り、負けるイメージが少ない両者による対戦。左右田は「野杁選手はフェノメナール(怪物)な部分があるんで、技術以外で精神的な勝負にもなると思う。だから最後は自分のスタイルで勝つ」と技術・精神力すべてを動員して勝つと誓う。
「ここ4戦の相手はゲーオ、久保(優太)選手、ゲーオ、野杁選手とトップ選手としかいない。プレッシャーはものすごく、7月にゲーオに負けて1回落ちたが、あのプレッシャーをもう1度、背負いたいと思っている」。
再び65キロのタイトル戦線に浮上すべく、左右田が野杁との奇跡の遭遇に臨む。
大会の問い合わせは、実行委員会=03・6450・5470、http:www.k-1wg.comへ。

