全日本プロレス一筋の渕正信(61)が、61歳11カ月の“最高齢ドロップキック”で、激動の1年を締めくくった。今年最後の興行となったファン感謝デーで、年齢差40歳の佐藤と組んで、西村、土方の議員コンビと対戦。劣勢の佐藤とタッチすると、コーナーから短い助走で西村の胸板にドロップキックをさく裂させた。

 潮崎、曙、金丸、鈴木と主力が次々に退団。この日は、諏訪魔が専務取締役の辞任を発表するなど激震の団体にあって、ファンに王道の心意気を示した。「全日本一筋、いろいろあったが、もう慣れた。来年はファンに心配かけないようやりたい」と明るく話した。