東洋太平洋スーパーフライ級王者井上拓真(20=大橋)が、同級1位レネ・ダッケル(24=フィリピン)を3-0の判定で破って初防衛に成功した。
この日、2回TKO防衛を飾った世界ボクシング機構(WBO)世界スーパーフライ級王者の兄尚弥(22=大橋)の前座で登場。最終ラウンドにダウンを奪って見せ場は作ったが「倒そうとしすぎて練習してきたことを全然出せなかった。内容的にはもう…(100点満点で)10点ですね。ダウンを取ったから10点ついたけど、全然ダメ」と笑顔はなかった。
「いろんなリードジャブを練習してきた」。入念な準備をして臨んでいたが、力みから単調な攻撃に終始。「いつもの悪い癖です。同じジャブしか出なくて、ずっと同じ流れ。ランキング上位の選手に、いきなり強いパンチは当たらない。コツコツいくことができなかった。見てる人もつまらなかったと思う」と猛省した。
26日に20歳の誕生日を迎えたばかり。「練習から、いろんな形で攻めていかないと」。来年の世界挑戦を見据え、課題と向き合っていく。

