IWGPヘビー級選手権王者オカダ・カズチカ(28)が、挑戦者で長く東京ドームに君臨した棚橋弘至(39)を36分1秒、レインメーカー3連発で打ち破った。
東京ドームで絶対的な強さを誇った棚橋が、ついに敗れた。オカダの右足を徹底的に痛めつけ、完璧に決まったレインメーカーをカウント2・8で返した。オカダの必殺技レインメーカーまで使う、勝利への執念を見せたが、最後は力尽きた。
09年の1・4東京ドーム大会で、かつて付け人を務めた武藤に勝ち、世代交代を果たした。今回は逆の立場で世代交代阻止をもくろんだが、オカダの勢いを止められなかった。新日本をもっと有名にするという一心で、年に数日の休みしかないくらい働いてきた。その努力が実り、新日本の人気は完全回復した。集大成の東京ドームで棚橋は、主役の座をオカダに譲ることになった。
試合後のインタビュールームでは「何も浮かばないですね。オレの夢が途切れたのか、受け継がれたのか…」と、つぶやくように話した。

