ボクシングのワタナベジムは23日、4月27日のトリプル世界戦(東京・大田区総合体育館)で、WBA世界ライトフライ級王者田口良一(29)が同級7位ファン・ランダエタ(37=ベネズエラ)と、同スーパーフライ級王者河野公平(35)が同級7位インタノン・シッチャモアン(29=タイ)と、ともに3度目の防衛戦を行うと発表した。両者は都内で会見し、KO防衛を宣言した。メーンではWBAスーパーフェザー級王者内山高志がV12戦に臨む。

 田口は「有名な相手」とのV3戦に臨む。ランダエタは、06年8月の亀田興とのWBA世界ライトフライ級王座決定戦で、初回にダウンを奪いながら僅差の判定負け。中継したテレビ番組の平均視聴率は42・4%(関東地区)と高く、「疑惑の判定」などと論議を呼んだ。亀田戦後は約4年間のブランクもあり、08年以降は5試合で3勝2敗。昨年6月には富山市のトヤマジムと契約し、国内でも2試合を戦った。

 田口は、昨夏にスパーリングを行った経験があるとし「パンチが硬く老練な選手。疲れさせられた印象」と、27勝(21KO)8敗1分けの豊富な経験を警戒。それでも「勝つのは当然。チャンスでしっかり決めたい」と完勝を誓った。渡辺会長は「この相手ならしっかり倒さないといけない」と、世界戦から6年遠ざかる相手にKO防衛を厳命した。