日本ライトフライ級タイトル戦は王者拳四朗(24=BMB)が同級1位角谷淳志(金沢)を1回TKOで下し、初防衛を果たした。

 拳四朗はパンチ力の違いを見せ、3試合ぶりのTKOで初防衛した。まず右アッパーでダウンさせ、さらに左フックで2度のダウンを奪うとレフェリーがストップ。世界挑戦経験者の角谷を3度倒し仕留めた。初の1回決着に「自分でもびっくり。硬くて動きが悪かったがパンチ力がついた」と笑顔。プロ転向後に始めた体幹トレの成果が実ってきた。無傷の7連勝となった24歳は「年内に世界挑戦したい」。陣営は八重樫か田口との日本人対決を望んだ。