3月に高校を卒業したばかりの浅倉カンナ(19)が、RIZIN初勝利を挙げた。

 昨年暮れのデビュー戦では判定負けを喫していたが、この日はアレクサンドラ・トンシェバ(25=ブルガリア)を相手に終始攻め続けた。パンチをかいくぐってタックルを決めると、トンシェバの上になり絞め技を仕掛ける。2回には、マウントから顔面にパンチの連打。3回には裸絞めが決まりかけたが、惜しくも逃げられた。それでも判定は3-0の完勝。

 試合後は「年末は結果を出せなかったけど、2017年女子トップバッターとして勝つことができたので良かった。女子格闘技を盛り上げていきたい」と話していた。