バンタム級トーナメント1回戦で、元UFCの堀口恭司(26)が、所英男(39)に1回1分44秒、TKO勝ちして2回戦に進んだ。

 堀口は、試合開始から前に出て所に圧力を掛ける。圧倒的なスピードから繰り出す、キックやパンチで所を翻弄。最後は、右の前蹴りでけん制しながら、右フックを側頭部に決め所を倒す。そのまま、右パンチ3連発を放ったところで、レフェリーが試合を止め、TKO勝ちとなった。

 試合が決まった瞬間、堀口は両手を広げ雄叫びを上げたあげた。「しっかりとメインの仕事をできましたか。久しぶりにKOできて少し安心しました。トーナメントでしっかり優勝するんで、期待してください」と、会場のファンに呼びかけた。