10月に世界ボクシング協会(WBA)ミドル級新王者となった2012年ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)が19日、京都市内で開かれた後援会主催の祝賀会に出席し、約320人を前に「ボクシングをしていく上で一番重要なのは、皆さんに喜んでもらうこと。喜んでいただけるような試合をしていきたい」と柔和な表情であいさつした。

 アッサン・エンダム(フランス)との再戦に7回終了TKO勝ちした。「世界王者になったからと言って、僕が何か変わるわけではない。ただ、その冠が重要なものだと、金メダル(獲得)の時も思ったが、改めて感じている」と感慨深げに語った。