IWGPジュニアヘビー級選手権4WAYマッチは、ウィル・オスプレイが制した。

 王者マーティー・スカル、KUSHIDA、高橋ヒロムといずれも王者経験者との壮絶な戦い、空中戦が展開された。KUSHIDAも高橋もスカルも、それぞれが勝利の一歩手前までいきながら、最後の3カウントが奪えない。誰が勝ってもおかしくない展開から抜け出したオスプレイが、王者スカルを捉えた。トップロープから首に飛びつき前面に落とすオスカッターで、21分18秒の死闘を制した。

 「借りは必ず返す。今日は必ず勝てると思って勝利を勝ち取りにいった。オレがこの階級の王様だ」と、昨年11月5日の大阪大会でスカルに奪われたベルトを取り戻し、誇らしげに胸を張った。