ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32)の初防衛戦(4月15日)の発表会見が22日に都内で行われた。

 初来日の挑戦者同級10位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)は「世界戦が決まった時は本当にうれしかった。人生で最高の日」と素直に喜びを示した。アマから20年目の世界初挑戦に「人生をかけてきた結晶の試合にする」。ローマの荒れた地区で祖父母に育てられたが「ボクシングで真っすぐの道を進めた」とも話す。「どんな音楽にも合わせてカメレオンのように踊る。高貴な芸術」と、自慢のテクニックで村田を手玉に取る。