新日本プロレスは24日(日本時間25日)に米進出の拠点、ロサンゼルス道場を正式オープンした。約300人のファンが集結し、道場マッチも開催。昨年3月の試合後に急性硬膜下血腫を発症し、コーチに就任した柴田勝頼(38)はWWEを意識し「ここは道場。(WWEの)パフォーマンスセンターではありません。日本の道場の伝統を受け継いでもらう」と強調した。

 今月は計2回のキャンプを開き、選手発掘も開始。柴田は「サムライを探しにやってきた。重要なのは魂」と新日本流の外国人選手育成を掲げた。25日(同26日)には米興行も開催される。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)