8日のレッスルマニア34大会でWWEインターコンチネンタル王座挑戦を控える元新日本プロレスのフィン・ベイラー(プリンス・デヴィット=36)が、WWE王座戦での中邑真輔(38)勝利を予想した。

 王者AJスタイルズ(40)、挑戦者中邑の両者と対戦経験のあるベイラーは「(16年1月の)東京ドームの試合(中邑-AJ)が思い浮かびますが、すごい日本のファンも楽しみだと思います。早いタイミングで試合を終わらせて、ファンとしてメインイベントをゆっくり見たい。真輔が勝つと思う。長年の友達だし」と後押し。

 さらに「中邑真輔という(新日本のリングネームと変わらない)名前が成功の証。持っているすべて、カリスマ、スタイル、経験が彼の成功を語っている」と絶賛した。また自らは祭典で王者ザ・ミズの持つインターコンチネンタル王座にセス・ロリンズとともに挑戦する。「良いコンディションです。1年間、今週末に向けて準備をしてきたので良い形で試合を迎えられると思います」と王座奪取への意欲を示した。

 また昨年のPPV大会で2度、挑戦者中邑を下した前WWE王者ジンダー・マハルも中邑勝利と予想。「彼はタフで予想がつかない選手。ギブアップしない」と評した上で「今年は中邑が勝つと思う。まだチャンピオンになっていないし、ハングリー精神がある。その点で中邑の方が有利だと思う。AJスタイルズもうまいけれど、中邑の方が上だと思う」と口にしていた。

(ニューオーリンズ=千歳香奈子通信員)