主要3団体(WBAスーパー、WBC、IBF)統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)が、ミドル級最多タイの20連続防衛に成功した。WBA同級12位、WBCスーパーウエルター級1位バネス・マルチロシャン(32=米国)の挑戦を受け、2回1分53秒、KO勝ちを収めた。

 1回に挑戦者の右を浴びると「いいパンチをくれたので本気になった」と2回からトップギア。鋭角的な右アッパーで攻め、右、左、右と連打。倒れ込む相手の顔面に左フック、右フックでとどめを刺した。3試合ぶりのKO勝利でホプキンス(米国)の持つミドル級世界王座の20連続防衛(WBAスーパー19回、WBC8回)に並んだ。

 当初、再戦が決まりながら薬物違反を犯した元2階級制覇王者アルバレス(メキシコ)の代役で、白羽の矢が立ったマルチロシャンと対戦した。しかし相手は2年ぶりの試合で防衛は確実視され、戦前からファンの話題は次戦の相手に集中していた。WBA王者には村田諒太(帝拳)がおり、勝利インタビューでもアルバレスやWBC暫定王者チャーロ、WBO1位アンドラーデ(ともに米国)との対戦を尋ねられたが「誰とでも。自分のビッグタイトルに挑戦して」と余裕の笑みを浮かべた。