ボクシングWBO世界スーパーライト級3位岡田博喜(28=角海老宝石)が、辛くも判定で米デビュー戦に勝利した。

14日にフレズノでのノンタイトル10回戦でクリスチャン・ラファエル・コリア(36=アルゼンチン)と対戦。4回には左フックでぐらつかせるなどしたが、接近戦中心で決定打を奪えなかった。10回には右ストレートにダウンしたが、ダメージは少なく立ち上がった。勝敗は判定に持ち込まれ、2-1での辛勝となった。採点はいずれも95-94の1ポイント差だった。

今回は米大手プロモーターのトップランク社と年3試合で3年契約した第1戦で、今後も米国を拠点として世界挑戦を目指していく。岡田は日本同級王座を6度防衛、現在はWBOアジア太平洋同級王座を保持し、プロデビューから19連勝(13KO)となった。