WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ、インターコンチネンタル王者セス・ロリンズ、ディーン・アンブローズによる3人組ユニット「ザ・シールド」が鉄の結束力を示した。

10月6日のPPV大会スーパー・ショーダウン(オーストラリア)で対戦するブラウン・ストローマン、ドルフ・ジグラー、ドリュー・マッキンタイアとリング上で対峙(たいじ)。先にストローマンから「お前たちはヒビが入ってボロボロみたいだな。スーパー・ショーダウンでは2人対4人の戦いになりそうだ」と挑発されると、ジグラーからも「ディーンはシールドを必要としてないだろ」と1人だけ王者ではないアンブローズが勧誘された。

メインイベントではザ・シールドが、バロン・コービン、AOP組と対戦。ストローマン勢が花道で観戦する中、アンブローズにラストチャプターを狙ったAOPをレインズがスーパーマンパンチでカット。続けてロリンズがトペ・スイシーダでAOPを蹴散らした。最後は3人でコービンを集中攻撃。ロリンズがカーブストンプ、アンブローズがダーティ・ディーズ、レインズがスピアーでとどめを刺して3カウントを奪った。

見事な連係でシールドが激戦を制した後、1人場外に残ったアンブローズと花道のストローマン勢らの動きに会場の視線が集中したが、アンブローズはシールド2人がいるリングに戻り、3人でリング上で拳を合わせてチームの結束が固いことをあらためて証明した。