小島聡(48)が敗因を「年のせいだ」とぶっちゃけた。

毎年恒例のルチャリブレの祭典「ファンタスティカマニア」の後楽園大会で、本場「ロス・インゴベルナブレス」のメンバー、テリブレとシングルマッチで対戦。連続チョップで追い詰めるなど序盤は相手を攻め立てたが、最後は11分28秒にラ・テリブリーニャをくらって敗れた。

ふらふらでインタビュー場所に現れた小島は「ぶっちゃけ、今日負けたのは年のせいだ。年齢のせいとか、あまり使うなというかもしれないけど、実際にいまこういう年齢になってんだ。それはしょうがないんだ」と素直に老いを認めた。その上で、「もっと努力して、もっと練習積み重ねて、勝つことの方が大事なんだ」と熱弁。「いまバリバリのやつの何倍も、10倍も、100倍も練習をがんばって、そいつらに追いつければいい」と前を向いた。

1年前の18年1月、このシリーズ中に左膝全十字靱帯(じんたい)を断裂。手術を経て約8カ月欠場し、同9月に復活した。「こうやってシングルマッチ戦うだけの体力がある。まだまだ見せていかなきゃいけない。もっともっと明日から」と21日のシリーズ最終日に向け、気持ちを高めた。