亀田興毅氏「おいしい戦い」那須川天心「自分信じ」

キックボクシングRISEフェザー級王者那須川天心(20)とボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(32)が21日、22日にAbemaTVで放送するスペシャルボクシングマッチに向けた前日計量と会見を行った。

契約体重は両者の合意の上58・5キロに定められ、亀田氏は1度目で100グラムオーバーしたが、2度目は全裸になり58・45キロでクリア。那須川は同じ58・45キロで一発でパスした。試合は、亀田氏が那須川にKO勝利して初めて1000万円が得られるアベマ特別ボクシングルールで行われ、ラウンド数などの詳細は当日の番組内で発表される。会見の主な一問一答は次の通り。

-今の気持ち

亀田氏 特になんもない。

-何かメッセージは

亀田氏 計量するのも久しぶり。今後何があっても(リングに)あがることはないので。今回、天心くんも20歳で、これからの格闘技界を背負っていく素晴らしいファイターだと思う。でも、そもそも次元の違うところに自分はいる。亀田興毅の時代が終わることはないから。最後の瞬間まで輝き続けて、きれいに終わらせてあげようかな。そういう気持ち。これからの時代を作っていくファイターたち、格闘界のすべての人たちに亀田興毅の姿を見て、いろいろと感じ取ってもらえたらと思います。

-倒す自信は

亀田氏 自信がなかったらここにいてないので。圧倒的な勝利で終わらせますよ。チャンスがあればいつでも仕留めにいきますよ。

-連戦の中でどういった試合をしたいか

那須川 メインは7月の試合。ここで落とせない。でも、今回の試合のためにいろんなこと用意してきたので。自分の実力がわかると思う。通用するのか、しないのか。明日になってみないと分からない。変に自信はもっている。まだ若いので思いっきりいくだけ。

-倒す自信は

那須川 倒すための練習をしてきたのでいけると思います。とにかく全力でいくというのがテーマ。今まで見せてない技術、パンチの種類も増えますし、パターンを変えないと当たらない。それが当たれば。ボクサーにもないパンチをもっていると思うので、それも当てられたら。

-事前に公開された動画では「天津飯」を食べていたが

亀田氏 天津飯食べさせられたんですよ。まぁまぁおいしかったですよ。明日も亀田興毅にとって、この戦いはおいしい戦いじゃないですかね。格闘技を知らない人たちもこの戦いを注目しているわけで。1度は引退して一線退いているけど、その中で、若い天心くんに圧倒的な勝ち方をすれば、ちょっとした勇気や希望を与えられるのかな。自分にとって、すべてにおいておいしい舞台。あの時食べた天津飯よりおいしいのかな。

-どんな調整をしてきたか

亀田氏 期間短かったですけど、見ている人たちが裏切らないコンディションまでもってこれたかな。

那須川 自分はキックの練習もしてきた。多少はボクシングの練習を多めに。サウスポーの選手との多めにマス(ボクシング)を入れたり、スパーリングしたりしました。

-視聴者予想では亀田有利となっている

那須川 周りが思っているのと自分が思っているのは違う。自分を信じて、戦いたい。

-意気込み

亀田氏 明日で亀田興毅劇場は完全に終わり。プロとして、エンターテイナーとして、天心くんにいろいろと見て、肌で感じて、学んでもらえたら。プロである以上、お客さんをどれだけ楽しませるか。興味をひかせるか。自分たちは格闘技の世界に生きている中で商品。勝つだけじゃない。強かったらいいだけじゃない。そこが足りていないところだと思う。そういった本当のプロがどういうもんなのか、圧倒的なカリスマ性でみなさんを楽しませようと思います。

那須川 僕も格闘技を背負っていく以上、ここでつまずいてはいられない。亀田さんは世代交代させないつもりでしょうけど、僕は世代交代しなきゃいけない。自分の今後がどういう風になるのかというのが明日わかる。ここでしっかりと決着つけて、那須川天心強いな、という印象だけで終わらせたい。

その他の写真

  • 計量を終えにらみ合う那須川(左)と亀田(撮影・滝沢徹郎)