プロボクシングの23年度年間表彰選手が2日に発表され、4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)が6年連続7度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。同日に都内で選考会が開かれ、各賞が決定。MVPの通算7度目は自身の持つ最多記録の更新。6年連続は白井義男、具志堅用高を超え、最多記録となる。またKO賞も4年連続7度目の受賞、さらに昨年7月のスティーブン・フルトン(米国)戦が年間最高試合にも選ばれ、14年に続き、2度目の3冠獲得となった。
所属ジムを通じ、井上は「2023年度年間表彰で最優秀選手賞、KO賞、年間最高試合賞を受賞いたしました。ありがとうございます。MVPは6年連続7度目という事でこれまで積み重ねてきた事の大きさを振り返ると、日頃から支えて下さっている大橋会長はじめスタッフの皆様、そして何よりいつも声援を送って下さるファンの皆様に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。今年も皆さんがワクワクする様な試合ができるよう、歩みを進めていきます。引き続き、応援よろしくお願いいたします」と決意を示した。
22年12月に4団体統一バンタム級王者となった井上は昨年1月、4本の世界ベルト返上とスーパーバンタム級への転向を表明。同7月に無敗王者フルトンを下し、同12月には当時のWBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)を10回KOで下し、テレンス・クロフォード(米国)に続く史上2人目の2階級4団体統一に成功していた。今年の初戦は5月6日、東京ドームでWBC世界同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦に臨むことで調整に入っている。

