今日12日に後楽園ホールで日本初開催されるムエタイのラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)に先がけ、公開計量が11日に行われた。

ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(115ポンド=約52・16キロ)王座統一戦3分5Rに出場する暫定王者・吉成名高(23、今大会には名高エイワスポーツジムの名前で出場する)は52・12キロ、正規王者プレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)は51・82キロでクリアした。

正規王者はドラゴンボールのかめはめ波のポーズ、吉成は「僕のヒーローアカデミア」主人公・緑谷出久の腕をつかむポーズで計量に登場。

吉成は「明日はRWSが日本に初めて来るという記念すべき大会で、昔からずっと戦いたかったプレーオプラーオ選手とできて本当にうれしく思っています。そして明日は最高の試合を見せて、自分が必ず3階級制覇を成し遂げようと思ってますので、皆さん応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

ミニフライ級、フライ級を制している吉成は、スーパーフライ級暫定王者となった時点で記録上は3階級制覇だが、正規王者を倒して「最強」を証明するつもり。

「格闘技はどうしても野蛮な、ちょっと怖いなっていうイメージがあると思うんですけど、ムエタイはもちろん激しさもあるんですけど、自分は本当に美しさがムエタイにはあると思ってて。例えば相手に対するリスペクトだったりとか、そういう気持ちを常に持って戦っているんで。技術的な面ももちろんなんですけど、ムエタイの文化を僕たちの試合を見て感じてもらえるような試合をしたい」と話し、ムエタイのトップ・オブ・トップとしての心意気を示していた。

◆ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS) ルンピニースタジアムとともにタイで最も権威のあるラジャダムナンスタジアムで開催されるムエタイ(タイの国技で両手、両肘、両足、両膝を用いて戦う立ち技打撃格闘技)イベント。タイ人に加え、世界各国から選手が参戦するが、タイ人以外で3階級制覇を成し遂げているのは吉成だけ。ラジャダムナンは、ムエタイを得意とするタイの戦士を意味する。