プロボクシングの会長らで組織される東日本ボクシング協会がボクサーの安全管理を目的に日本タイトル戦などに事前計量を導入する案を日本ボクシングコミッション(JBC)に提出する方向となった。17日、都内で行われた理事会で議論がまとまった。世界主要団体の1つ、WBCが導入している事前計量を参考にしながら試合の30日前と14日前にリミットの上限を設定。前日計量での体重超過を防止する。8月に都内で開催される日本プロボクシング協会理事会で議論した上で、JBCに要望書を提出する予定だ。

日本協会の会長を兼ねる東日本協会セレス小林会長(49)は「計量での体重オーバーが多くなった。まず処分を考える前に事前計量を導入すれば改善されていくのではないか。選手の安全管理、選手を守るためになる」と意義を口にした。事前計量の対象となるのは日本王座、日本挑戦者決定戦などタイトル戦に準じる試合となる見通しだ。

WBCでは体重超過による試合中止や急激な減量による選手の体調不良を未然に防ぐため、体重管理を強化。試合の30日前にリミットの10%、14日前に5%、7日前に3%以内を上限に定めている。