プロボクシングWBC世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)が、自身初の王座統一戦で、来春に計画される4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32=大橋)とのビッグマッチへ猛アピールする。18日、都内でIBF世界同級王者の西田凌佑(28=六島)との2団体王座統一戦(6月8日、東京・有明コロシアム)が発表された。会見に臨んだ3階級制覇王者の中谷は「統一戦は(最初に世界王座を獲得した)フライ級時代からずっと希望していた。全力で打ち合う」と意気込んだ。
3月31日の24年ボクシング年間表彰式で井上から「1年後の東京ドームで日本ボクシングを盛り上げましょう」と提案され、対戦を約束した。西田戦は勝利はもちろん井上戦に向けて試合内容でもアピールする必要がある。「同じサウスポーでスタイリッシュなボクシングをする。ヒリヒリする試合になる」と警戒しながらも「久しぶりの日本人。その意味でも(井上戦に向けて)大事な試合。気持ちをぶつけていきたい。(KO勝利へ)アクションをたくさん増やしていきたい」と、世界戦5連続KO勝利にも自信をのぞかせた。
20日から恒例の米ロサンゼルス合宿に入る。5月4日(日本時間5日)には同じ米ラスベガスで井上の防衛戦も予定されている。「タイミングが合えば観戦に行くと思う」と中谷。井上の試合をリングサイドで見て、統一戦へのモチベーションをさらに高めるつもりだ。【首藤正徳】

