メインイベントで「BEST OF THE SUPER Jr.32」(BOSJ)優勝決定戦が行われ、Aブロック1位の藤田晃生(22)がBブロック1位のYOH(36)を下して初優勝を果たした。22歳10カ月でのBOSJ制覇は、16年大会ウィル・オスプレイ(現AEW)の23歳1カ月を抜いて史上最年少記録となった。

2人は終盤、フラフラになり、マットに膝をついた状態でエルボー合戦。さらに立ち上がってエルボーの相打ちで両者崩れ落ちた。 その後、YOHが攻勢に。トラースキックや後藤洋央紀の牛殺し(変形ネックブリーカー)を見舞い、藤田をコーナーにひっかけて1人消灯。さらにレインメーカー式ジャンピングニーを浴びせた。

しかし藤田はYOHのレインメーカーをザックドライバーで切り返し、Abandon Hope(ブレーンバスターで持ち上げてのダイヤモンドカッター)。これをカウント2で返されると、Thrill Ride(アルゼンチン・バックブリーカーからのダイヤモンドカッター)でフォールを奪い、28分5秒の死闘に終止符を打った。

藤田は試合後のマイクで「何が新日本の未来だ? 紛れもなく、今現在のジュニアは俺だ! 新しいことをするとき、新しい時代が幕を開けようとするとき、賛否は必ずある。だから、俺にはもっともっとぶつけてくれ。否定的なことでもなんでもいい。でもな、もっともっと見て、もっともっと会場に来てくれ」とファンにさらなる来場を呼びかけた。

そして「何度も言ってるけど、希望もヘイトも全部俺が背負う。どうだ新日ジュニア、スゲーだろ! もっともっとスゲー景色を必ず見せるから! 期待しててくれ! あと、史上最年少とか、みんなの声が聞こえてきたから、最後の一踏ん張りになった。みんな、ありがとう。俺から目を離すなよ!!」と絶叫して締めくくった。

藤田はバックステージで現IWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードの名前を挙げた。デスペラードは6月24日後楽園ホール大会で、この日、大田区総合体育館にも姿を現したデスマッチのカリスマ葛西純とシングル戦を行うことが決まっている。

藤田は「このスーパージュニアを取ったらあんたのベルトに挑戦できるだろ。あんたが今、葛西純に方向を向けているんだったら、葛西純の方向を向いたエル・デスペラードには興味はない。ぶっ倒して、必ずベルトを防衛して俺の前に立ってくれよ。俺の方向に向いたあんたを、このトロフィーを持ってぶっ倒してやるからな」と語気を強めた。