米プロレスAEWのコンチネンタル王者オカダ・カズチカ(37)が、インターナショナル王者ケニー・オメガ(41)とのダブル王座戦(7月12日、テキサス州アーリントン)調印式に出席した。オメガをボコボコにして、薄ら笑いで去っていった。

オカダはその直前のインタビュー中に、竹下幸之介らが所属するドン・キャリス・ファミリーの首領ドン・キャリスの乱入にあった。キャリスが「なぜこの試合に出場するのがカイル(フレッチャー)や竹下でなくお前であることが、俺を胸くそ悪くさせるのか教えてやろう」と言いかけたところで、オカダはキャリスの手首をひねり上げ「ビッチ」とだけ捨てせりふを吐いて去っていった。

しかしその後の調印式で様相は一変した。まず両王座が統一されて「AEW Unified Championship(AEW統一王座)」になることが発表された。そしてオカダ、オメガの順に調印書にサイン。オメガは「俺たちが最後に対戦したのは7年前のほぼ今ごろ。そして今度の試合、最後にもう1度、全てをかけて戦おう」と握手を求めた。そしてオカダもがっちりと手を握った。

そこへ再びキャリスが登場。「ケニー、恥を知れ! この試合はお前とオカダで行われるべきじゃない。竹下かフレッチャーが出場すべきだ」とオメガを挑発。するとオメガは「もう聞き飽きた。ここにいる全員がウンザリしている。俺はヤツらをぶちのめしている。お前にこの試合について決める権利はない。ベルトが欲しければ、他の選手と同じく列に並べ。お前のたくらみは分かってる。全員が分かってる」と言い返した。

だがキャリスが「俺のたくらみを分かってる? でもこれは分かってないだろ?」と話したところでオカダがオメガの背後からベルトで襲撃。さらにパンチを振り下ろした。キャリスがリングに上がってオカダに警棒を渡すと、オカダは警棒でオメガをボコボコに。さらにスタッフによって担架に乗せられたオメガに、コーナー最上段からダイビングエルボードロップを見舞った。

オカダは場外に運び出されたオメガにもう1度エルボードロップ。オメガは大量の血を吐きながら搬送されていった。オカダはニヤつきながら、キャリスの車に乗って去っていった。オカダとオメガは17~18年に4度シングルで戦い、現在オメガの2勝1敗1分け。米国のリングでは初めての対決となるが、新たな遺恨が加わってしまった。