極悪軍団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)の首領EVIL(Aブロック1位)がG1クライマックス10年目にして初の優勝決定戦進出を果たした。この日の準決勝で辻陽太(31=Aブロック3位)と対戦。18分1秒、スコーピオン・デスロックによるレフェリーストップ勝ちで、17日の決勝(有明アリーナ)にコマを進めた。

ゴング前から攻撃を仕掛けたEVILは、序盤からHOTのメンバーをフル活用。ディック東郷、ドン・ファレを介入させ、場外乱闘では東郷の邪魔によって辻がリングアウト負け寸前という場面もあった。

EVILは辻のジーンブラスター(スピアータックル)をマーティー浅見レフェリーに誤爆させ、そのすきに東郷、ファレが辻に串刺し攻撃。さらには東郷がパイプカット(逆さになった相手の股間へ振り下ろす手刀)を見舞った。

この後、HOTと辻のセコンド鷹木信悟が次々にローブローを打ち込み、全員がダウン。ここで代役佐藤健太レフェリーが登場。辻がコーナーにEVILを乗せてゲレーロスペシャルを狙うも、東郷がレフェリーの足をつかんで気を引き、そのすきにファレがバッドラックフォール(投げ捨て式スプラッシュ・マウンテン)で辻をたたきつけた。

最後はEVILがスコーピオン・デスロックで捕らえると、佐藤レフェリーが試合を止めた。バックステージに現れたEVILは「ははは、どんなもんじゃオラ! 俺がよ、今、何でここにいるか分かるか? 地位と名誉と金だ! 辻陽太、テメエはな、顔じゃねえんだよ、コノヤロウ! G1クライマックス、今年のチャンプはこの俺だ! 分かったか! よく覚えとけ!」と絶叫した。