第1試合のライト級(-170ポンド=約77.1キロ)MMAに、Gladiatorで5戦5勝のホープ磯嶋祥蔵(28=エヌ・トラスト)が初参戦。ニコラス・ヴィーニャ(35=アルゼンチン)を相手に2回4分19秒、パウンドでTKO勝利を収めた。

柔道がバックボーンの磯嶋は立ち上がりから組みついてすぐに相手をテイクダウン。上からコツコツ打撃を落とした。途中、下から三角締めやアームバーを狙われる場面もあったが、落ち着いて対処し、最後は両者が立ち上がったところで1回が終了した。

磯嶋は2回も、近距離でパンチを放ってくるヴィーニャの両脇に腕をさし、すかさずテイクダウン。ハーフガード(下の選手が、上の選手の片足だけを自分の両足で挟んでいる状態)の位置からパウンドをたたき込み、その後、1度は立ち上がられたが、バックを取って再び倒し、パンチの連打。この時点でヴィーニャはかなり出血しており、最後はマウントポジションとなった磯嶋が強烈な肘、パンチを連続で振り下ろすとレフェリーが試合を止めた。

磯嶋は試合後のインタビューで「とにかくONEデビュー戦、勝利を収めて最高にうれしいです。プラン通り自分の強いところを出して勝つことができました」「相手のスタミナの消耗度を見て、プランニングを変えて、ダメージを取ってフィニッシュに向かおうと、自分の考えで動きました」と振り返り、5万ドル(約725万円)のパフォーマンスボーナス獲得を告げられると、両拳を突き上げて「サンキュー!」と叫んだ。